先代犬やまとの手術闘病記録です。やまとは手術から2年4カ月の間、とても元気に過ごしました。結果的に別の病(脳腫瘍)により他界しましたが、その2年間は私たち家族にとってかけがえのない日々でした。同じ病に悩まれている方にとって、少しでも参考になれれば幸いです。
術後3日目
息子を実家に預けて、主人とふたりで面会へ。
受付を済ませてロビーで手の消毒をしていると、昨日までの回復室での面会ではなく、先生がやまとを抱っこしてロビーへ来てくださいました。やまとは先生に抱かれながら、わたしと目が合うとすぐ尻尾をパタパタ振ってくれて、降りようとモゾモゾしていました。昨日までたくさん付いていた管もはずれて、少し元気そうな姿にホッとしました。
ロビーのベンチにタオルを敷いて降ろしてもらうと、少しフラついてるけど頑張って立ってくれました!
先生が、10分くらいしたら戻るので面会していてくださいと言って立ち去り、主人とふたりで順番に抱っこしたり、膝に寝かせたりしてゆっくり過ごしました。抱っこすると少し痩せたような感じ。でもやまとだ!!!と実感して、また少しうるっときてしまいました。
しばらくして先生が戻ってくると、また元気良く尻尾を振るやまと。先生を信頼してるのだろうな。きっと皆さんに優しくしていただいてるんだろうなと思いました。
白血球が少し高めだけど、血液検査の結果は順調で、逆流もまだ少し残っているけど、それもだんだん治ってくるとのこと。胸には絆創膏が貼られていて、中のガーゼには血が染みていました。(やまとが剥がすのをすごく痛がるので変えられないそうです、、)
傷が悪くならないように、抗生物質の飲み薬と注射を打っていて、更に血栓を出来にくくする飲み薬も飲ませているのだけど、これがすごく苦いらしい。やまともなかなか飲めないらしく、ごはんに混ぜて食欲が落ちるといけないので、毎回ごはんとは別に、スポイトで与えているそうです。
この血栓予防の苦いお薬は3カ月間服用なので、少し時間はかかるけど、やまととともにわたしも頑張りたいと思います。
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