犬僧帽弁閉鎖不全症 手術闘病記録 24| 手術から1年経過しました

チワワの愛犬やまと 犬僧帽弁閉鎖不全症 手術闘病日記です

先代犬やまとの手術闘病記録です。やまとは手術から2年4カ月の間、とても元気に過ごしました。結果的に別の病(脳腫瘍)により他界しましたが、その2年間は私たち家族にとってかけがえのない日々でした。同じ病に悩まれている方にとって、少しでも参考になれれば幸いです。

手術から1年

1月27日。

やまとの心臓手術からちょうど1年がたちました。

1年前の今日は
朝から家族で病院へ向かって
病院の前でみんなでお散歩をして
泣きながら先生にやまとを託して
手術がぶじに終わるのをただひたすら待って
成功したと聞いて嬉しくて泣いて
麻酔が覚めるまで待って
管だらけのやまとを見てまた泣いて
うしろ髪を引かれながら家へ帰って
やまとの居ない家を見て泣いて。

とてつもなく長い一日でした。

今のやまとは、年をとって少し
目が見え辛そうではあるけれど
お散歩も楽しそうにしているし
いたって元気に過ごしています。

やまとの元気な姿を希望だと
言ってくださる方がいて、
心配してくださる方も

たくさんたくさんいて
いつも本当に感謝しています。

来年も再来年もずっとこんなふうに
手術から2年、3年…と
穏やかな気持ちで振り返っていけたらと
心から願っています。


やまとと同じ日に手術したラクちゃんからも元気いっぱいの可愛いお写真が届きました。

前の記事でも書きましたが、ラクちゃんはチワワの男の子で、手術当時7歳でした。ラクちゃんが午前中に手術を受け、その次にやまとが手術を受けました。

手術が終わって麻酔から目覚めたばかりのやまとに会いに行ったとき、たくさん管が繋がってぐったりと伏せているやまとの隣でラクちゃんは既にしっかりとした顔つきでお座りをしていました。手術からの時間の経過もありますが、年齢が若い分、回復も早かったのかもしれません。

やまとは術後しばらくは麻痺が残ってしまい、支えなしでまっすぐ立てなかったりと、目に見えて不調だったから不安で仕方なかったけれど、元気なラクちゃんにもラクちゃんなりの不安があったと後から聞きました。

ひとつはご家族に会うと興奮しすぎて心臓に負担がかかってしまうため、面と向かっての面会が出来ず、ラクちゃんに気付かれないよう、いつも小さな窓からこっそり覗くように面会をされていました。ご飯も病院のものを食べられなくて、(関西から来られていたので)ホテルで手作りご飯をつくって冷凍したものを毎日病院へ届けていました。

それから術後の低温やけどで、そこだけ毛が生えずに心配されたりもしていました。

犬の、しかもチワワのような小型犬の小さな小さな心臓を一度止めて手術をするのだから、手術自体は成功したと言っても、皆それぞれ多少なりの問題を抱えて、術後すぐには両手放しで喜ぶわけにはいかないのかもしれませんね。。

だけどゆっくりゆっくり、それぞれのペースで回復して、今こんなに可愛くイキイキとしたお顔で走り回っている姿を見られるのが、本当に嬉しいです。1年検診の結果も順調でオールクリアをもらったそうです!

お互いの元気な姿に喜びを感じられるのをとても幸せに思います。

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