犬僧帽弁閉鎖不全症 手術闘病記録 08|手術の翌日

先代犬やまとの手術闘病記録です。やまとは手術から2年4カ月の間、とても元気に過ごしました。結果的に別の病(脳腫瘍)により他界しましたが、その2年間は私たち家族にとってかけがえのない日々でした。同じ病に悩まれている方にとって、少しでも参考になれれば幸いです。

手術翌日

面会は基本平日の15:00~17:00の間と決まっていて、また主治医の先生の診察やオペなどの状況によって時間が決まります。この日は16:00から面会の予約を入れていました。

だけどもし何かあったらと心配で、いてもたってもいられず、午前中から病院の近くへ行って、近くの公園で息子を遊ばせたりして面会の時間が来るのを待っていました。

16時になり、病院へ。先生に連れられて昨日と同じく回復室へ向かいました。


やまとは寝ていて、小窓を開けて頭を撫でると起きたけど、立ち上がる様子はなく、ぼーっとしながらこっちを見て、耳元や首を撫でると気持ちよさそうに、目を閉じて首を伸ばしていました。まだ痛々しさはありますが、昨日と違って少し首をあげられていることに、回復の兆しを感じました。

血液検査の結果は全体的に少し高めだけど許容範囲内で順調との事。ただ、立ち上がった時に少し頭が右側に傾くのが心配と言われました。もしかしたらしばらくは足に少し麻痺が残るかもしれないと言われ、ものすごく不安になったけれど、先生がこれまで見てきた子達はほとんど皆3カ月もすれば元通り元気になっているそうなので、やまともゆっくり回復していけたらいいな。

先生曰く、前日の夜、やまとは他のわんちゃんより敏感で、人が近づくとすぐ反応して立とうとしていたようでした。眠れなくて時々クンクンないて、その度にしばらく抱っこしてもらって、そうすると安心して眠ったようです。

面会の間、部屋では学生さんのような若い女の子が、心電図などのモニターを眺めながら手術した犬たちの様子をずっと見てくれていました。こうして夜も見守っていてくれたのかなと思うと、本当にありがたいです。

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