犬僧帽弁閉鎖不全症 手術闘病記録 21| 術後3カ月検診

チワワの愛犬やまと 犬僧帽弁閉鎖不全症 手術闘病日記です

先代犬やまとの手術闘病記録です。やまとは手術から2年4カ月の間、とても元気に過ごしました。結果的に別の病(脳腫瘍)により他界しましたが、その2年間は私たち家族にとってかけがえのない日々でした。同じ病に悩まれている方にとって、少しでも参考になれれば幸いです。

術後3カ月検診

5月の初めに、3カ月検診へ行ってきました。血液・尿・心電図などいろいろ検査をして、すべて異常もなく、順調とのことでした。マズくて苦手だった血栓予防のお薬ももう飲まなくて良くなりました。


心臓は若干大きめではあるけど問題ない範囲で、様子を見ていきましょうということ。心雑音も少しだけあるけど、それもしばらくすると治まってくるので様子を見ていきましょうということ。

・・と言われると不安がないわけではないけれど、大丈夫ですよとおっしゃる先生を信じることにして、まずはほっとひと安心です。


お散歩も普段通りして良いということですが、「ただあくまで心臓病なので・・」と念を押され、広いドッグランで思い切りダッシュしまくるなど、激しすぎる運動はやはり控えた方が良さそうです。少し走るくらいは問題ないようなので、大好きなお散歩やお庭での日向ぼっこはたくさんさせてあげたいなと思います。


わが家は家を建てたときに1階全部と、階段と2階の廊下までをペットの滑り止めワックスでコーティングしてもらっていたので、やまとはずっと1階と2階を自由に行き来していました。けれど手術後はひとりでは階段を昇り降りしないように抱っこで上げ下げしていて、夜2階で寝ているときも階段の一番上に柵をして降りられないようにしていました。そのせいか最近ではすっかり自分で階段を登ることはしなくなっていたのですが、少し前にわたしが2階で洗濯物を干しているときにバタバタとやまとの足音が聞こえたので、慌てて階段へ駆け寄ると、下から2段目くらいのところで止まって立ちつくしていました。

ずっと階段を登らないようにしていたからこわくなったのかな?それともどこか痛いのかな?・・と、気になったので先生に尋ねてみたけれど、わたしが心配してるせいもあるかもということで、今回検査したところ特に問題なさそうな様子だし、階段の昇り降りはしないほうが良いので、引き続き気を付けてとのことでした。


わが家は手術からずっと日本大学藤沢キャンパス内の動物病院で診ていただいていましたが、主治医の上地正実先生は3月いっぱいで日本大学をご退職されていて、2014年8月に横浜市内で心臓病専門の動物病院を開業されます。病院は今まだ準備中のなので、今回の検診は都内で、先生のお知り合いの方のクリニックで診ていただきました。


もしも、ですが、かかりつけ医でレントゲンを撮ってもらうのが少しでも遅かったら、、手術を決意するのが少しでも遅かったら、、もしかしたら上地先生に手術をしていただいていなかったのもしれません。そう思うと、いろんな奇跡が重なって素晴らしい先生に巡り合えたのだなと、改めて感謝しています。

▼上地先生が開業される病院
JASMINE どうぶつ循環器病センター
(2020年5月に JASMINEどうぶつ総合病院 と名称が変更されたようです)


ひとりでも多くの小さな命が救われることをわたしも心から願っています。

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