先代犬やまとの手術闘病記録です。やまとは手術から2年4カ月の間、とても元気に過ごしました。結果的に別の病(脳腫瘍)により他界しましたが、その2年間は私たち家族にとってかけがえのない日々でした。同じ病に悩まれている方にとって、少しでも参考になれれば幸いです。
術後8日目
13時。主人と息子も一緒に、みんなで面会へ行きました。
受付を済ませてロビーで待っていると先生に連れられてやって来たやまと。会った瞬間びっくりするくらい、すごく元気になっていました!明らかに顔つきが変わって、足取りもしっかりと、前日とは見違えるほど元気そうです。
まだ立つと少しフラフラして、お風呂上がりに水を飛ばす時のように、何度か身体をブルっと振ったりしていたけれど、支えなしでお座りも出来るようになっていました。
面会の途中、ロビーでやまとを抱っこしていると「もしかして僧帽弁の手術をしたのですか?」と話しかけられました。その方のチワワちゃんも同じ病気で、今手術中とのこと。
やまとを見て、傷口がまだちょっと痛々しいけれど、元気になって良かったですねと、少し安心された様子でした。なんだか1週間前の自分を見ているようで、少しでも気が紛れると良いなと、入院中の様子や、退院してからのことなどを少し話したりしていました。
そしてしばらくして先生が来て、やまとのホッペをわしゃわしゃっと撫でてくださいました。可愛がってもらえてるんだなぁと、嬉しくなりました。
先生曰く、毎日床に降ろしてフラつきを見ていて、まだフラッとはするけれど、まっすぐ歩こうとして、むしろ走り出しそうな勢いだそうです。意識もはっきりしてきたようだと先生も仰っていました。
明日は1週間検診で、問題なければいよいよ退院です。退院を前にすっかり回復してくれたようでほっとしました。
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退院の日。この日は執刀医の上地先生からご説明がありました。レントゲンや血液検査、心電図などの結果、肝臓の数値が少し高いけれど許容範囲で、その他は正常とのことで、経過は順調、無事に退院出来るとことになりました!...
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