大阪府立農芸高校にて 「牛の魅力を写真で伝えたい!」講演いたしました

2018年12月19日。母校の大阪府立農芸高校で、資源動物科の生徒さんたちを対象にお話しさせていただきました。農芸高校が今年度のスーパープロフェッショナルハイスクールとして文部科学省に指定され、その授業の一環として、情報発信についての講演をご依頼いただき、「牛の魅力を写真で伝えたい!」をテーマに、動物写真の撮り方なども織り交ぜながらお話をさせていただきました。

90分、1人で喋り続けるのは想像以上に緊張して、上手く伝えられたか心配ですが・・、最後は生徒さんたちとも少しお話し出来たり、農場見学にも連れていっていただき、その時にも声をかけてくださったり質問をして貰ったりで、楽しかったです。

伝えるということについて色々振り返って考えてみると、「牛が好き!」「牛って可愛い!」「牛さんいつもありがとう!」たったそれだけの事ですが、ブレずに言い続けたことで、たくさんの共感をいただいて、素敵なご縁に恵まれた10年でした。

「伝えること=つながること」
最近これがすごく大切なことだと実感しています。

私が牛の写真を撮る理由は、牛が好きだからというのは大前提で、それから、「酪農・畜産を応援したい!」という想いがあります。みんなが牛乳やお肉を消費しなくなって、農家さんがどんどん減っていって、今のように気軽に牛に会いに行けなくなるのはさみしいので、みんなでたくさん食べて飲んで、この、「牛のいる世界」がこの先もずっとずっと続いていって欲しいと願っています。その為に、今の自分にできることとして、牛のファンが増えるように、「牛の魅力を写真で伝えたい!」と思っています。

高校生の皆さんはこれから、進学するとか、就職するとか、海外に行ってみるとか、色んな道があると思います。なりたい将来をしっかり考えて、そのためにどんな知識が必要か、どんな資格があったら良いかなどよく考えて、”幅広く”勉強するということを大事にして欲しいなと思います。 そしてどんな道に進んでも、「自分の大切にしている想い」を、どんどん表現していって欲しいなと思います。

後輩たちのこれからのご活躍を、心から応援しています。


今回の講演に合わせて、子どもたちに見てもらいたいと作った動画です。5分ほどのスライドショーです。お時間ありましたらぜひご覧ください。

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