牛絵本コレクション 50|きせきの子牛

  • 日本アニメーション株式会社 著
  • 株式会社ぎょうせい 出版
  • 2000年10月25日発行
  • 32ページ

《あらすじ》吉井川のほとりの牧場に、生まれて半年の、小さな子牛が暮らしていました。子牛は、父さん牛のように強く 母さん牛のように優しい 立派な牛になることを夢見ていました。そんな幸せな親子の暮らす町に、ある日大きな大きな台風がやってきます…。

《おすすめ》1998年10月の台風10号で岡山県の吉井川が氾濫した際の実話を元にしたお話です。生後約半年だった子牛は川の濁流に流されながら、数日後に、牧場から90キロも離れた瀬戸内海に浮かぶ黄島で発見されました。九死に一生を得て奇跡の生還を果たした子牛は「元気くん」と名付けられ、岡山県の農業公園「おかやまファーマーズマーケット・ノースヴィレッジ」で静かに暮らし、2020年の1月に21歳で天寿を全うしました。人間でいうと105歳に相当するそうです。元気くんがどれだけ愛されて、幸せに暮らしていたかを想像すると涙が出ます。

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