10月22日。日本酪農教育ファーム研究会の令和5年度酪農教育ファーム実践研究集会に参加いたしました。
ひとつめの発表、長崎県のさとむら牧場さんと九州生乳販連の実践報告では小中学校の教員とそのご家族、大学生などを対象とした体験会のお話を伺いました。課題としては、牧場周辺の教育委員会へ案内のチラシを配布するものの、現場の先生方まで届いていないということ。。せっかく素晴らしい活動をされているのに、知られていないのは勿体無い。「伝えること」をいっそう大切にしていきたいと思いました。
体験の様子は今後YouTubeで配信されるとのことですので、楽しみにしたいと思います^^
ふたつめの発表は山口県の小学校での体験の様子を伺いました。印象に残ったのは、「牛が廃牛になるとき、どんな気持ち?」の質問に対しての酪農家さんの「悲しいけれど、ありがとう。何度しても慣れないね」という言葉。また、それを受けた子どもたちが、「気持ちがこもった命を大切にいただきたい」「お肉を食べるときにその言葉を忘れないようにしたい」と思ってくれたことに感動しました。
私ももっと一消費者として、一保護者として、酪農の教育的価値について学び、考えていきたいと思います。
▼中央酪農会議 酪農教育ファーム
https://www.dairy.co.jp/edf/index.html
▼日本酪農教育ファーム研究会
https://www.dairy.co.jp/edf/study/