日本で唯一!白牛(はくぎゅう)に会える貴重な牧場!
戦国時代、房総の国守であった里見氏により軍馬を育てるために創られたのが嶺岡牧場。その後、幕府の管理下となった「嶺岡牧」に、8代将軍 徳川吉宗がインドの白牛(ゼブー種)3頭を輸入して繁殖し、1793年頃からバターのような乳製品「白牛酪」が作られるようになりました。はじめは将軍への献上品でしたが、やがて生産量も増え庶民にも販売されるようになり、それが日本の酪農のはじまりとされています。「酪農のさと」は、その嶺岡牧(現在の千葉県畜産総合研究センター・嶺岡乳牛研究所)のそばに建てられました。
とっても広い敷地内には、牛舎のほかに資料館やレストラン、ヤギの放牧場などお楽しみがたくさん!小川も流れていて、夏には水遊びも楽しめます。
白牛のいる第一牛舎は駐車場の傍にあります。
!普段は柵越しに見ていただくことになりますが、今回は許可を得て柵の中から撮影させていただきました!写真から白牛を身近に感じていただけると嬉しいです^^
現在は3頭の雌牛が暮らしています。
鼻環(鼻の輪っか)が付いているのが、2018年12月生まれの嶺花(レイカ)ちゃん。
こちらが2018年11月生まれの珀嶺(ハクレイ)ちゃん。2頭とも、2019年の12月にオーストラリアから日本へとやって来ました。
嶺花ちゃん。大きい耳が特徴です。首のタプタプも好き♡
珀嶺ちゃん。背中のコブとお尻がぷりっとして可愛いですね!
翠嶺(スイレイ)ちゃんは2002年12月生まれの大先輩!若い2頭と比べると、毛がグレーっぽいですね。20歳近くになるので、訪問時にはずっと座って休んでいました^^
もうおばあちゃんですが、とっても可愛らしいお顔。皆さんから愛されて大切にされているのがうかがえます。
職員さんが飼槽に草を入れてくださったので、近くに寄ってきてくれました!嬉しい〜!
優しい瞳です。
嶺花ちゃんは穏やかで、手から草を食べてくれたり、触らせてくれたりしました。
優しい性格と、ころころ変わる表情に、はじめは怖がっていた娘もすっかりメロメロ♡
優しいお顔の珀嶺ちゃんですが、触られるのは苦手なようです。(職員さんも先日、強烈な蹴りをもらったそうです。。)
さて問題・・この子は嶺花ちゃん?珀嶺ちゃん?どっちでしょう??
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正解は〜
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珀嶺ちゃんでした!
牛はなるべく子牛のうちに角を切るのですが、嶺花ちゃんはオーストラリアでの除角がうまくいっていなかったようで、日本に来てから角を切ったため、まだちょっと痛々しく見えますね。。でも、人間も、牛同士も傷付けずに穏やかに暮らしていくための除角なのです。頑張ったね。
見た目よりも毛が柔らかくて、とってもサラサラで気持ちよかったです。撫でさせてくれてありがとう。
若い牛たちは、先輩牛の翠嶺ちゃんを慕っているようでした。ぴったり寄り添って休憩中。
運動場に出てきた嶺花ちゃん。タイミングが良ければ外に出てきてくれて、近くで見ることができます^^
運動場の一角に水飲み場があります。
ごくごくごく。
美味しいね^^
穏やかでのんびりな嶺花ちゃんにとっても癒されました♡
施設が充実!大人も子どももしっかり楽しめます♬
牛舎のお隣に、レストラン&ソフトクリームの売店があります。
顔ハメ看板でパチリ。
ソフトクリーム、いただきます!甘くて美味しかったです^^
牛舎の反対側の敷地には広大な放牧場が!ここにはヤギさんたちがいます。
放牧場の入り口です。
注意書きをよく読んで中に入りましょう。
放牧場はとっても気持ちの良いお散歩コース!
やぎさんたちは自由に歩き回っているので、運が良ければすぐ側まで来てくれますよ♬
そしてこちらがメインの資料館!!!建物が素敵ですね。
2階建ての資料館では、酪農の歴史や牛に関する様々な情報が展示されています。娘がまだ小さくて、飽きてしまったためゆっくり見られませんでしたが、次はも〜〜っとじっくり見て回りたいと思います。1階のお土産屋さんには牛グッズがたくさんあって選ぶのが楽しかったです^^
日本酪農発祥の地 千葉県 酪農のさと
千葉県南房総市大井686
0470-46-8181
https://www.e-makiba.jp
営業時間9:30~16:30|月曜定休(月曜が祝日の場合は翌平日)年末・年始(12/29~1/3)休業。入場無料。駐車場無料。
※この記事は2021年10月に訪問した際の写真を元に作成しています。最新の情報は牧場ホームページでご確認ください。
当サイトにてご紹介している記事は、訪問した当時の情報を元に作成しています。コロナ禍以降、営業時間の変更や、各種体験などを休止されている牧場もございます。牧場に行かれる前に、各牧場の公式ホームページやSNSなどで受入状況をご確認ください。