TOKYO rainbow milk story|モンベリアード牛の出産!夢への一歩!

9:40|みんなに声をかけて戻ってみると、少しずつ足が出てきていました。

お乳も勢いよく飛び出しています。

9:45|ミドリちゃんは初産なので、母体の負担を減らそうと、子牛の足にロープをかける磯沼さん。

9:47|2〜3度引っ張ってみて、「ちょっと待ってて」とロープから手を離したところで、ミドリちゃんの いきみ で自然と顔が出てきました。

目もしっかり開いています!

9:47|ほんの数秒で、するりと生まれてきた赤ちゃん!一瞬の出来事に、露出を合わせることもできず白飛びしてしまいましたが… 磯沼さん、とっても嬉しそう!すぐさま性別を確認し、女の子とわかると思わず「バンザーイ!」の声。

子牛が動くので、壁にぶつからないようにと足でブロック!

顔は白く、体は茶色と白の斑紋が特徴です。この表情、、あまりの可愛さに、みんな一瞬でメロメロになりました!

正面から見ると顔の白さが目立ちます!

子牛の身体を舐めてきれいにするミドリちゃん。子どもたちも一緒にタオルで身体を拭きます。

お母さんが気になる赤ちゃん。ミドリちゃんもすっかり母の表情になっているようです。

いつも思うのですけど、人間は病院で妊娠を告げられ頭で理解して、本やネットでたくさん情報を得て出産に挑みますが、動物たちは誰からも何も教えられずにお母さんになっていくこと、本当にすごいなと思います。

母体の栄養回復に、お味噌のスープを飲ませます。勢いよく飲むミドリちゃん。疲れたよね、頑張ったね。

幸せな光景。心があたたまります。ぶじに生まれてきてくれて本当に良かった。

子牛を舐めて、味噌スープを飲んで、草を食べて…と、大忙しなミドリちゃん。

10:20|赤ちゃんはとっても元気で、フラフラしながらも、生まれてから約30分で立ち上がりました!

まつ毛も真っ白です!

何度倒れても、また懸命に立ち上がります。

お母さんのおっぱいを見つけましたが、まだ視力が弱いので、惜しいところで咥えられずにいます。。

おっぱいを通り過ぎてしまった赤ちゃん。。

あきらめてちょっと休憩…。

優しく身体を拭いてもらって、この表情。これから愛情をいっぱい受けて育つのだろうな。。

10:20|先ほどより少し、しっかり立てるようになりました。

しばらくすると、ミドリちゃんは搾乳の部屋へ。赤ちゃんは子牛小屋へ移動です。改めて、私たちは赤ちゃんのためのミルクを頂戴しているのだなと思います。その分、精一杯の愛情を返してあげたい…。

ミドリちゃんから搾った初乳を勢いよくゴクゴク!哺乳瓶にも怯まずに上手に飲めました。大物になりそうな予感です^^

ふかふかのベッドでゆっくり休んでね。

ひと段落して、みんなで乾杯!これから始まるレインボーミルクのストーリーを、私も楽しみにしています。

余談ですが、出産の日は金曜日。平日でした。牧場に泊まり込んで朝を迎え、ここまで来たら子どもたちにも出産を見せてあげたいと、学校も幼稚園も休ませることに。学校に電話して、とりあえず私用のため欠席させますと伝えようと思ったのですが、電話に出られた先生が以前の担任の先生で、息子が授業で作った詩から私の職業を知ってくださっていたので、正直に「牛の出産に立ち合わせたいので…」とお伝えしたところ「それは素敵な経験!」と言ってくださり、思いがけず温かさにふれ目頭が熱くなりました。子どもの経験を大事にしてくださり、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

生まれたばかりの頃のミドリちゃん。初めての出産、本当にお疲れさまでした^^

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