- A・リンドグレーン作
- M・テーンクヴィスト絵
- 今井冬美訳
- 金の星社
- 1997年5月発行
- 21cm
- 24ページ
《あらすじ》スウェーデンのある牧場で、めうしや子うしたちと穏やかに過ごしていたおうしのアダム。ある日、静かなイースターの日に突然おこりだしたアダムは、ライオンの様に吠えながら中庭を走り回り、そのめずらしい様子を見ようと近所の人たちが集まってきました。農場の主人もアダムを止められず、みんな困っていましたが、7歳の男の子カッレが優しく話しかけると…。
《おすすめ》「長くつしたのピッピ」の作者として知られるアストリッド・リンドグレーンさんの作品です。動物と子どものふれあいが優しく、楽しく描かれていてキュンとなります。普段の優しいアダムと、おこったアダムの表情の変化もよく表現されていて、柔らかく温かい絵がとても素敵です。