- 岩崎京子作
- 小松崎邦雄絵
- 福音館書店(こどものとも)
- 1975年3月1日
《あらすじ》町はずれの小さな牧場に、背中に丸い模様のある「まるちゃん」と言う名の子牛がいました。まるちゃんは、むくどりの「りーや」ととっても仲良し。ある日、市場の人たちがやってきて、まるちゃんを明日市場へ連れて行くと言います。さみしがるまるちゃんに、僕がどこまでもついていくからと約束するりーや。ですが翌朝、りーやがまだ来ていない暗いうちに市場に連れて行かれてしまい…。
《おすすめ》牧場にやってきたりーやは、まるちゃんがもう居ないとわかると、色んな動物に訊ねながら必死にまるちゃんを探します。ふたりの深い絆が温かくて、ホロリとする作品です。
※こどものともは定期購読タイプの絵本で、この作品はずいぶん昔に発行されたため現在は入手困難のようです。ですがとっても素敵な内容なので、どこかで見かけたらぜひ読んでみて頂きたいです。