11月28日。「ファースト・カウの」の試写会にご招待いただき、日比谷図書文化館へ観に行ってきました。
前の記事にも書きましたが、牛が富の象徴として描かれていて、主人公が牛に優しく語りかけるシーンが印象的です。この主人公がとにかく優しくて。牛も懐いてしまうほど優しい。。主役のふたりの友情、絆の深さにも心が温かくなります。
牛からミルクを盗んでドーナツをつくって売るという話で、(ミルクを盗むのはもちろん良くないことですが、、)ミルクがいかに貴重で美味しいものか、その価値を再確認できる映画でもあります。試写会の会場内で、そんな目線で観ていたのはきっと私だけでしょうけれど。。
日比谷図書文化館!!すごく綺麗でした^^
素敵なチラシ。欲しかったステッカーもいただけて嬉しいです^^
写真右から映画監督の山中瑶子さん、アメリカ文学・文化研究者の冨塚亮平さん、グッチーズ・フリースクール主宰の降矢聡さんによるアフタートーク。
時代背景として、現代のような街灯りもない夜のシーンなど、暗い場面が多く、映画館のように他からの刺激のない暗い場所で観ないと細かい表情など見えてこないと仰っていたことに納得しました。実は今回のお話をいただいた際に仮字幕のデータをお送りいただいて、自宅にてスマホで視聴したのですが、確かに、映画館で観たほうが表情などをより感じられて、より惹き込まれたように感じます。ネットで配信されたりもするかと思いますが、ぜひ映画館で観ていただいきたいなと思いました^^
ちなみに原作は「The Half-Life」(ジョナサン・レイモンド著)という作品で、そちらには牛が全く出てこないのだそうです!そんな話も聞けて楽しいトークショーでした。
映画「ファースト・カウ」オフィシャルサイト
http://firstcow.jp
「ファースト・カウ」X アカウント
https://twitter.com/FirstCow_JP