2016年5月に離農されました。駅からすぐで牛と触れ合える貴重な牧場でしたので、すごくすごくさみしいですが、この場所に素敵な牧場があったという大切な記録として、ご紹介したいと思います。また花房さんは他の牧場に所属されながら、酪農教育ファームなどを精力的にご活動されています。今後もますますのご活躍を心よりお祈りしております!
フラワーステーションファームのお名前は花房のフラワーと、駅のすぐ近くという意味でのステーションを併せられたそうです。素敵なお名前ですね^^
牧場ではとっても穏やかな牛たちが迎えてくれました。
子どもにも優しい牛さんです^^
生まれて数日の子牛ちゃん。おでこの柄がハートのようですね!
同じく生後間もない子牛ちゃん。この子もおでこがハートのようです^^
外は寒いけれど、子牛ちゃんたちの個室は暖房完備でした!あったかくて幸せですね。
牧場主の花房亨一郎さん。私の母校、大阪府立農芸高校とも交流があり、農芸高校で酪農教育ファームについての講習などもされていらっしゃいます。
「牛は家を選べないから、できる限り良い環境にしてあげたい」という言葉が印象的で、そのお言葉通り、端々に牛たちへの気配りが感じられ、牛たちの人懐っこさが、大切にされていることを物語っていました。
線路わきにある乾乳スペースは広々していて、出産を控えた牛たちがのんびりと過ごしていました。
駅のすぐ近くということもあり、小学生がよく見学に来ていたそうで、鉄パイプの先に古いミルカー(ゴム製)を付けて、ケガ防止策をされていました。これ、素敵なアイデアですね^^
「電車と牛が一緒に撮れるよ」と教えていただいたので待ってみる。。
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通りすぎた〜っっっ
またしばらく待って、なんとか撮れました。牛さん、じっとしててくれてありがとう^^
大きい牛も小さい牛もみんな穏やか。優しさ溢れる牧場です。
花房さんのお母さん。趣味で革小物をつくられています。お母さんが現役の頃は搾乳が全部手しぼりで、時間に追われる生活だったため、ゆっくり自分のペースで出来る革づくりが、今、すごく楽しいのだそうです。息子にもとっても優しく接してくださいました。
農芸高校の牛部メンバーでおじゃまさせていただきました。居心地が良すぎて長居してしまった私たち。。
とても愛らしい牛さんの手作りキーケースと、ぶどうの眼鏡ケースをいただきました。牛たちが家に向かっているところが温かくて素敵です。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
フラワーステーションファーム(花房牧場)
兵庫県加古川市
(離農されています)
※この記事は2015年3月に訪問した際の写真を元に作成しています。
当サイトにてご紹介している記事は、訪問した当時の情報を元に作成しています。コロナ禍以降、営業時間の変更や、各種体験などを休止されている牧場もございます。牧場に行かれる前に、各牧場の公式ホームページやSNSなどで受入状況をご確認ください。